昨日までにベスト８が出揃い、迎えた本日の準々決勝。
対戦するのは岩手県代表の花巻東高等学校。またしても東北勢同士の対決が実現。
ベスト８に東北勢が３校も残っているのは長い歴史ある今大会でも多くありません。東北６県が県内、県外で切磋琢磨をし、ここまで成長してきたことが実を結んできていることを実感しています！

ここから先、簡単な相手など存在しません。全てに必ず苦しみが待っている。その苦しみを突破したチームが勝ちあがっていけるのではと思います。そんな中、仙台育英メンバーは中一日でしっかりと準備してきました！

試合は３回４回で一気に計８得点をあげ、試合を優位に進めることが出来ました！後半にも１点を追加し、花巻東高校の最後の攻撃へ。しかし、ここでドラマが待っていました。

プロ注目打者であり花巻東高校の打線の軸であった打者が８回最後の打者で終わりました。高校野球人生最後の打席かと思われたところ、打線が一気に繋がり４得点。なんと回ってきたのです！
花巻東高校の粘り、アルプス全方向からの声援。高校野球の素晴らしさをグラウンドで、スタンドで経験することが出来ただけでなく、甲子園の怖さを改めて学ぶことが出来ました。

最後打ち取りゲームセット！２年連続のベスト４進出を決めました！

今日の試合でも、応援してくださった他部活動、生徒会の生徒の皆様。皆様の声援が、戦う私たちの大きな勇気へと繋がっております！

私たちのプレー一つで皆様が喜んでくれる。これ以上の幸せなことはありません。皆様の笑顔のために、昨夏のような感動を共に味わうために。戦ってまいります！

次戦は８月２１日月曜日第１試合９時から、鹿児島県代表の神村学園高等学校との対戦が決まりました。

「２度目の初優勝」まであと２つ。しかし、部員一同の気持ちに変化はありません。
一戦必勝で一歩ずつ。相手を上に見ることも下に見ることもせず、自分たちが学んできた野球を実践するのみ。やるべきことをやり切る。
泣いても笑ってもあと２試合。とても寂しい気持ちもありますが、子どもたちの夢に向けて私たちも歩みを続けていこうと思います。

                       ~  Just Do It  ~

　　　　　　　　　あとはやるだけ