市立船橋高校陸上競技部長距離男子の吉村莉一郎です。
先日行われた全国高校駅伝では、テレビの前や沿道から温かいご声援を本当にありがとうございました。
目標としていた入賞には届かず、結果は全国12位でした。
自分は4区を走らせていただき、23分58秒（区間26位）と、思うような走りができませんでした。1区の松尾（3年）、2区の持田（2年）、3区の大竹（2年）が良い流れで繋いでくれた襷を、自分の走りで止めてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
後ろを走っていた同じ千葉県の八千代松蔭に一度は追いつかれ、差を広げられてしまいました。しかし、次の5区で待っている小用（3年）や、これまで襷を繋いでくれた3人、そして他のチームメイトの顔が浮かび、「このままでは終われない」と思い、最後まで振り絞ることができました。結果的に、なんとか同時に襷を渡すことができました。

本来であれば、これまで支えてくださったチームメイト、監督、コーチに走りで感謝の気持ちを伝えたかったです。それが自分の力不足で叶わなかったことは、とても悔しく思っています。
それでも、このチームでの練習や私生活は本当に楽しく、市船だからこそ、充実した高校3年間を送ることができたと心から思っています。本当にこのメンバーと出会えて幸せです。
これから3年生はそれぞれの進路へ進み、1・2年生はまたこの大舞台に、今年以上に強くなって帰ってきてくれるはずです。
今後の市立船橋のさらなる飛躍に、ぜひご期待ください。
そしてこれからも変わらぬ温かいご声援をよろしくお願いいたします。