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2024/09/06

SAコース生徒対象に、卒業生が研究について熱く語ってくれました。

SAコースの生徒を対象に、『花序で繁殖する甲虫による送粉と発熱植物の新たな例の発見』というタイトルで卒業生の宮本さんに登壇していただきました。宮本さんは現在、東京大学大学院理学系研究科・生物科学専攻 博士課程に所属し、日々研究に熱中しています。そんな宮本さんには研究の面白さから大変なところまで、率直に熱く語っていただきました。

宮本さんは、学生時代から生物が好きで、研究も生物に関するものです。そのため、話の序盤、少し退屈そうにしていた生徒もいました。しかし、話が進み、実際に宮本さんの楽しそうな姿と研究への熱い話が進むと、それにつられるように生徒も目を輝かせて前のめりになり目を輝かせる姿が見てとれました。研究の面白さ、新鮮さに、質疑応答では教員も手を挙げていました。

講演後、ある生徒は、

「僕はこれまで発表の時に大きい声も人に興味を持たせる喋り方もできなかった。そもそも発表自体、嫌なものだと思っていたけれど、今回の発表で何故自分は発表がうまくできないのかわかった。宮本さんや先生方が大勢を前にして大きい声ではきはき喋れるのは経験もあると思うが、一番は発表しているものが『面白くて大好きだから』『面白さを共有したい』という気持ちがあったからということにようやく気がついた。そしてこれからはその先生が共有しようとしている面白しろさに気づくため、どんなことにも全力を尽くそうと思いました。」ととても感化されていました。

 

「研究は大変な面もあるけどとにかく面白い!!」という教員が生徒に伝えたかったものが、熱量を伴って肌で感じられる素晴らしい講演でした。

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