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2025/02/28
こんにちは。YSF-後援会です。
FLL Challenge 2024-2025の全国大会へ出場した、ロボット探究部のLSRチームに、審査セッションの「イノベーションプロジェクト」についてレポートを書いていただきました。
ロボット探究部が参加している、FLL(First LEGO LEAGUE)チャレンジでは、社会のグローバルな課題を扱うテーマが毎シーズン掲げられます。
今シーズンのテーマは「海洋探査」で、タイトルは「SUBMERGED℠」でした。
参加チームは、このテーマを軸に、ロボットゲーム、ロボットデザイン、イノベーションプロジェクト、そしてコアバリューを競います。
このうち、イノベーションプロジェクトは、「海洋を探査する人々が直面する問題」に取り組むことでした。
問題を見つけ、その解決策を研究し、プレゼンテーションを行います。
(くわしくは、FLLの公式ページをご覧ください。https://firstjapan.jp/events/fll-challenge-2024-2025/)
LSRチームは、イノベーションプロジェクトとして「白化したサンゴを回復させる」をテーマに研究してきました。
そのくわしい内容についてレポートをいただきましたので、ご紹介します。
★★★
私たちのチームでは約半年、ロボットだけでなく、「白化したサンゴを回復させる」をテーマにして研究を行って来ました。
現在起きているほとんどの白化現象は地球温暖化により水温が上昇して、褐虫藻というサンゴと共生している微生物が追い出されることで白くなってしまいます。しかし、白くなっている状態は死んでいるわけではなく、その状態が約2週間続くと死んでしまいます。
そして、活動を通して「モド藻(もどそう)」を開発しました。
これは、白化した個体にあげる餌で、普通の餌と白化していないセイタカイソギンチャクが2:1の割合で混ぜてあります。
セイタカイソギンチャク(サンゴと同じように、褐虫藻と共生しているため、白化のメカニズムが同じ)でしか調べられていないのですが、毎日与え続けたところ、1週間で白化していたセイタカイソギンチャクに褐虫藻が戻っていることが確認できました。そして、白化も治っているということが確認できました。
白化から回復したイソギンチャクの顕微鏡写真
残念ながら全国大会で敗退となってしまいましたが、この大会を通して学べたことを今後の研究や活動に活かしていきたいと思います。
たくさんのご支援ありがとうございました。
★★★
LSRチームの皆さん、レポートありがとうございました。
ロボットのプログラミングと研究。
部活動の限られた時間のなかで取り組むことは、とても大変だったと思いますが、サイエンス生にぴったりの活動だなと感じました。
来シーズンのチャレンジも応援しています!
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