12月、冬休み前に中学1年生全員が女子と男子に分かれ、冬休みの課題となる読書の選書に来室しました。男女で選書の様子がずいぶん違い、興味深かったです。女子は多くが小説、特に話題の作品や年齢が近い主人公が登場する作品など共感しやすいものを選んでいたようでした。一方男子は小説を選ぶ生徒は少数派で、手に取る本がさまざまな分野に渡り、それぞれが興味のあるものを迷いながらも吟味して選書していました。

どちらの読書も、次の本へと繋がるといいなあと楽しみにしています。

書評を書くという課題もあると聞いています。ぜひそれらを図書室でも展示して、他学年の生徒の皆さんの選書の参考にさせていただきたいです。

12月のクリスマス特集から引き続き、「世界を知ろう」のテーマでの展示は今月も続きます。新型コロナウイルス感染症がますます拡大する中、いろいろな立場の人を知り、思いやりあうことができるように、外に出かけることができない今、本を通して知識を広げることを願っています。

また、新年を迎えた1月から3月のこの時期は、お正月・節分・お雛祭りと和の文化に触れる機会が多いです。そこで今月は、和の文化をテーマに選書展示しています。食事や行事、初詣に行く神社の神様のこと等、わかっているようで知らない日本のことを振り返るきっかけにして欲しいです。

ちなみに今年は立春が2月3日になることから2月2日が節分とのこと。124年ぶりとか。詳しくは国立天文台の暦計算室の解説（ホームページ）をご覧ください。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html

1月中旬頃からはバレンタインにちなんだ展示を行う予定です。

12月の特集でご紹介した現在参加中の「日本絵本賞」のＰＯＰ作成、図書委員が描いて交流サイトに投稿した作品を展示しています。どれもどんな本なのか手に取って読みたくなるようなＰＯＰです。