あの頃の私は、

チームに貢献できている実感もなくて、試合でも結果を出せず、「このまま自分はチームに何も貢献できないんじゃないか」って思ってしまう日もあったし、せっかく遠いところまで足を運んで見にきてくれている両親に、活躍してる姿やチームに貢献している姿を見せることができないのが、本当に辛くて申し訳なくて苦しかったよね。

それでも小さい頃から負けず嫌いなわたしは、コツコツ努力を続けることをやめなかった。

誰かに評価されなくても、自分に負けたくなくて、前に進み続けてた。

そこで見つけた。「今の自分にできることは何か」それはアウトプットをすること。

ベンチから、仲間に声をかけること。気づいたことを伝えること。チームのためになる言葉を出すこと。試合に出ていなくても、コートの外からでも、チームに影響を与えられると信じて、声を出し続けた。そのアウトプットを続けていくうちに、少しずつ試合に関わる時間が増えていった。プレータイムが伸びて、プレーの幅も広がっていき、今では「チームに必要な声」だと思っている。

過去の自分に伝えたい。

チームに貢献できない、活躍できない自分を否定せず、”チームのために”声を出し続けた選択が、今の私につながっている。

アウトプットが最大の武器の今のハルより。