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2023/02/10

登山競技の大会ってどんなことするの??

山岳競技は4人1チームで行われます。大会は2日間以上にわたり行われ、大会の間は自分達で立てたテントで寝泊まりします。1日目には、知識審査・設営審査・炊事審査が行われれます。

知識審査では4人が「気象・医療・自然観察・天気図」のうち自分の担当のテストを受けます。そのため、大会前にはそれぞれが自分の担当の勉強に取り組みます。

設営審査では、10分間で立てたテントを審査員によって審査され、点数がつけられます。縄の張り具合やペグの角度などの細かな部分までチェックされます。チームワークも必要となるので、普段から4人で練習しています。

炊事審査では、自分達の食事を作ります。作るものはあらかじめ決めておき、ガスを使って調理をします。調理中にもルールがあるので、審査員にチェックされながら調理します。

2日目からは山に登りながらの競技になります。山での競技では、歩行技術・装備・読図・行動記録の審査があります。歩行では、下りの時に軍手をつけているかや転んだり滑ったりしていないか、などを確認されます。装備では、決められた持ち物を持っているかのチェックをされます。装備は、重さがあり運ぶのに体力がいるので、普段から重りを持って走ったり、山に登ったりして体力づくりをしています。

読図とは、コース中に置かれた旗の地点を地図に正確に書き込めるかという審査です。行動記録は、植生・天気・時間・体調などを行動しながら記入していくという審査です。読図と行動記録で得点をとるためには、あらかじめコースを下見しておく必要があります。そのため、大会前には大会が行われるコースを歩きながら、目印となるものや、植生などを確認します。大会では、行動に制限時間がもうけられているため、自分達がどのくらいのペースで歩けばよいのかも考えながら歩きます。

この様に、登山競技の大会はしなければならないことがたくさんあります。準備や大会中はとても大変ですが、仲間と共に乗り越えたときの達成感はこの競技でしか味わえません。この魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいです!

 

 

 

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