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2024/07/30

現地報告⑤:予選ラウンド突破しました!

こんにちは!宗像高校電気物理部副顧問の野村です。

なんと、昨日(19日)の結果から、決勝トーナメント進出が決定しました!

前日の夜にわかるという話だったのですが、結局連絡は来ず今日(20日)の朝になってわかりました。
残り2戦を勝ち抜けばトーナメントランキング1位を獲得できます!

しかし、RoboCup Junior Soccerでは、サッカー競技のトーナメントランキングだけが評価されるのではありません。これまで生徒が参加してきたPoster Session、Interviewの出来栄えなど、あらゆる要素が組み合わさり総合優勝が確定します。中でも少し変わっているのがスーパーチーム戦です。これは、スーパーチームという各国代表の連合チームが組まれ、通常の4倍の広さのフィールドを使って5vs5で行われるサッカー競技です。世界を舞台に活躍するエンジニアにとって必要不可欠な、コミュニケーション能力や現場対応能力が問われる競技ですが、とても盛り上がるので、どちらかというとお祭り的な要素もあるようです。この競技は、サッカーの決勝トーナメントの前に実施されました。

抽選の結果、我々のチームは
・Ikaro(イタリア)
・ETC autoPrikratki CRO Team(クロアチア)
・Aperture(ブラジル)
・Final Brain Cell
とスーパーチームを組むことになりました。試合はとても大盛り上がりで、チームメンバーが1点ゴールを決めるたびに選手が抱き合い、国を超えて全員で喜びを共有していたのが印象的でした。

いつもより広いコートで競技し、ゴールを決めたら全員で喜ぶ!

スーパーチーム戦の後は決勝トーナメントです。

・Semi-Final  vs. UGAMM-SOCCER(マカオ)

予選ラウンドでは大きく負けたチームとの戦いです。生徒たちは気合十分!と思いきや、なんとスーパーチーム戦でロボットを酷使しすぎたのか、2台のうち1台のロボットが出場できない事態に!選手は必死の修理を行っていましたが試合開始時に間に合わず、2 vs. 1の状態で試合はスタート。チームのキャプテン石原はパドックで必死に修理していましが、試合は進行していきます。数的不利な状態が続く中、ここぞといわんばかりに相手からの猛攻を受け、前半戦は大きく離され終了。

ハーフタイムをはさんだ後半戦、ロボットの復活を願っていましたが、残念ながら修理は終わらず、 2 vs. 1のまま後半戦が開始されました。1台のロボットで相手からの攻撃を防ぎながらも攻撃を仕掛けますが、数的不利な状況での逆転は非常に難しく、そのままゲームが進みます。結果1-14で敗北しました。

敗北したことよりも、全力で試合に臨めなかった悔しさが残る結果となりました。

・3rd place play-off  vs. Zenith(オーストラリア)

セミファイナルでの悔しさを残しながら、時間が少ない中でロボットの修理が完了し、万全な状態で迎えた3位決定戦。相手はオーストラリアのチームです。

試合直前の生徒達は、うまく動くかどうかという不安と、ここは絶対に勝つという気持ちが入り混じった表情でした。

序盤はなかなか点が入らず緊張状態が続きましたが、徐々にMunako Altemisの攻撃が決まり始めます。自分たちが本気を出せばここまでやれるんだといわんばかりに、1点入るたびに「よし!」という声が聞こえてきました。前半は大きくリードした状態で終了し、後半も勢いそのままに大量得点をあげ、結果25-1で圧巻の勝利。終了時には3位決定を称える拍手が聞こえてきました。これでサッカートーナメント部門では3位で終了しました。

残すところは最終日のテクニカルチャレンジのみとなりました。

ところで、これは競技に関係ないのですが、今回Munako Altemisは合計112回のゴールを決めました。私調べですがこれは本大会Lightweight部門の最多得点です。このことからもMunako Altemisのロボットの完成度の高さが伺えます。

 

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