７月21日（日）に大濠公園（日本庭園）で行われた「学校茶道つどいの茶会」にて、立礼席を担当しました。「亦楽」の掛け軸に象徴されるように、「お客様に楽しんでいただく」ことをテーマとして、精一杯のおもてなしを心がけました。（「亦楽」は『論語』（学而編）の「朋有自遠方来、不亦楽乎」からとられたものです。）当日は猛暑日でしたが、片口の花入れに蓮の花、うちわの形をした香合、炭を用いない煙草盆など、少しでも「涼」を感じられるようにと、講師の先生が心をこめて用意してくださいました。また、久しぶりに登場した本校所蔵の大黒釜や菊水模様の水指、萬象作の棗、創立50周年を記念して校歌にちなんで作成された「仰ぐみ山」の茶碗などもお客様に喜んでいただけました。２年生が亭主と半東、１年生がお運び、引退した３年生が受付などの役割を担当し、部員全員で頑張りました。特に、さまざまな数茶碗の種類を覚えるのには、苦労しました。緊張感でいっぱいの茶会でしたが、部員一同良い経験になりました。支えてくださった皆さま、お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。