諦めず挑んだ3連覇への死闘!
掴んだ5度目の夏の甲子園!!
第107回全国高等学校野球選手権大会に出場する創成館硬式野球部にご支援をお願いします。
◆苦戦しても、敗戦しない — 長崎25年ぶりの夏3連覇、創成館の底力◆
「苦戦しても、敗戦しない」
この言葉を、まさに体現した決勝戦でした。
2025年、創成館高校野球部は、夏の甲子園・長崎大会決勝で劇的な勝利を収め、1998年~2000年の長崎日大以来、実に25年ぶりとなる「夏3連覇」を達成しました。
試合は3対1とリードした9回、九州文化学園に2点を返され、まさかの延長戦へ。
しかし、そこからが創成館の真骨頂でした。
9回、そして10回と続くピンチの中、チーム全体が一丸となって守り切ります。
そして迎えた延長11回表、1死1・2塁の場面。
2番・島田選手が放った打球は、右前に落ちる勝ち越しの一打。
スタンドの応援が一斉に沸き上がりました。
しかしその裏、延長11回の裏に、さらに試練が待ち受けていました。
無死満塁——絶体絶命の場面でマウンドに立ったのは、継投で登板した奥田投手。
一球一球に祈りを込めながら、強打者たちを抑えて0点で切り抜ける魂のピッチング。
まさに、「苦戦しても、敗戦しない」
チームのスローガンが、野球場の空気そのものとなった瞬間でした。
【優勝ゼロからの挑戦——感謝と泥臭さで掴んだ“甲子園への夏”】
昨年の夏、甲子園の熱狂が一段落したあと。
新チームが動き出した ― しかし、その道のりは決して順風満帆ではありませんでした。
秋の大会では、のちにセンバツ甲子園出場を果たす壱岐高校に、県大会準々決勝で0-2の完封負け。
春の大会では県内で準優勝を果たすも、九州大会初戦でエナジックスポーツに1-2で惜敗。
さらに、NHK杯の代替として開催された「長崎県高等学校野球連盟会長杯」でも、あと一歩届かず準優勝。
実は、この新チームは夏を迎えるまで一度も優勝を経験していないチームでした。
結果だけ見れば、“実力不足”とも言われかねない戦績。
けれど、その裏には、誰よりも悔しさを知る選手たちの、「チャレンジャー精神」と「感謝の気持ち」がありました。
打たれても、エラーをしても、声をかけ合って泥臭くつないでいく。
「きれいな勝ち方じゃなくていい。全員で、勝つ。」
そうやって一人ひとりがチームのために走り、声を張り、流した汗のすべてが、夏のグラウンドに結晶したのです。
今年の創成館は、強豪でもエリートでもない。
でも、“一度も優勝したことがないチームが、最後に勝った”という事実、それが選手たちが見せてくれた、この夏のドラマの最終回でした。
◆今年の長崎大会◆
今夏2025年…昨年同様第3シードで挑んだ甲子園への道のりは、
▽2回戦 12-2 猶興館
(6回ゴールド)
▽3回戦 6-1 長崎工
▽準々決勝 3-2 波佐見
▽準決勝 2-0 小浜
▽決 勝 4-3 九州文化学園
(延長11回タイブレーク)
決勝…3回までに小刻みに加点して3点を先行しながら、その後は“らしくない”ミスでチャンスをつぶして徐々に追い込まれ、9回に失策絡みで振り出しに戻されました。延長に入ってもなかなか流れを変えられずにいましたが、先発森下投手の168球粘投を中心に耐え、島田の適時打で1点を勝ち越して迎えた11回裏、無死満塁のマウンドを託された奥田投手が初球のスクイズを捕手にグラブトスして併殺に仕留め、最後は攻めて三振で締めました。9回以降、毎回サヨナラのピンチを背負いながらも、培ってきた堅守と精神力でしのぎ、ここ一番の勝負強さで紙一重の接戦を制しました。創成館野球部の新たな歴史『3年連続の夏甲子園出場』に挑んだこの1年、負けられない重圧をはねのけ“夏の創成館”が聖地への切符を掴みました。
◆報告会の様子◆
戻ってきた夢の舞台。
皆様の応援を力に、私たちは勝利を目指します!
この夏、甲子園に挑む私たちを応援いただきたく、
「長崎大会3連覇!5度目の夏の甲子園!創成館野球部応援プロジェクト」
を立ち上げます。
長崎の地からの挑戦には、選手遠征費用だけではなく、部員や応援団のバス費用など多額の経費がかかってしまいます。皆様の温かいご支援をお願いいたします!
稙田監督コメント
再び、聖地・甲子園の舞台に戻ることができました。
この1年も昨年と同様になかなか結果が出ませんでした。秋・春の大会では海星高校が優勝、会長杯では長崎日大が優勝し、創成館は無冠のまま夏を迎えました。
それでも「毎年、ここ(夏)で勝つためにやってきている」と、選手たちを鼓舞し続けてきました。
これまで「最弱チーム」と言い続けてきましたが、よくここまで仕上げてくれたと思います。
決勝の展開は、正直、何度も負けを覚悟する場面がありました。
それでも選手たちは、最後まで諦めず、粘り強く戦ってくれました。
彼らには、最大級の賛辞を送りたいと思います。
甲子園の雰囲気を楽しんでもらいたいという気持ちはありますが、私たちはまだ、夏の甲子園で2勝を挙げたことがありません。
ぜひ、それを達成し、次の景色を見せてあげたいと思っています。
どうか皆さまの温かいご声援を、よろしくお願いいたします。
下川主将コメント
私たちは、長崎県大会で優勝し、甲子園に出場することができました。
ここまで来られたのは、支えてくださった方々、応援してくださった皆さまのおかげだと心から感謝しています。
3年連続の出場を果たせて、本当にうれしく思います。
甲子園では、長崎県代表として“一戦必勝”の気持ちで全力を尽くします。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
◆プロジェクトの目的◆
頂戴しましたご支援は下記の用途に使用させていただきます。
①選手たちの出場経費
大会期間中の宿泊費および練習に係る経費等
②応援生徒たちの移動経費
甲子園までの応援に係るバス代、甲子園入場チケット代、応援グッズに係る経費等
◆プロジェクトの目標金額と受付期間◆
目標金額:500万円
受付団体:学校法人奥田学園 創成館高等学校
受付期間:2025年7月31日(木)~8月31日(金)
※受付状況により予定から前倒して終了する可能性があります。
◆ご支援くださった感謝を込めて(リターン)◆
大会終了後、ご支援に対するお礼状と、ご支援していただきましたサポーター様には、心ばかりではありますが記念品をお送りさせていただきます。(5,000円以上のご支援に対し9月末頃までを目途に、創成館高校オリジナルグッズを送付いたします)
◆寄付金額の多寡による取扱いとご報告◆
ご支援が目標金額に満たない場合でもすべて上記の「プロジェクトの目的」の用途に活用させていただきます。ご支援が目標金額を超えた場合は、上記の「プロジェクトの目的」のほか、チーム運営資金(来年度以降の活動など)として活用させていただきます。
◆ご報告とその手段◆
本プロジェクトの進捗やいただいたご支援の活用につきましては、本サイトのポストにてご報告いたします。サポーター登録いただき、創成館高校硬式野球部をお気に入り登録すると更新情報がメールにて届きますので、是非ご活用ください。
◆寄付金控除と領収書発行について◆
当プロジェクトにつきましては、「学校法人奥田学園 創成館高等学校」への寄付金として取り扱います。個人および法人ともに寄付金控除対象となり税制上の優遇措置を受けられます。領収書の有無につきましてはご寄付申込画面で選択いただけますので、必要な方には個人用もしくは法人用の証明書(写)を添えて大会後にお礼状とともにご登録住所に送付いたします。
◆連絡先◆
創成館高等学校事務局
連絡先:0957-25-1225(代表)