８月３０日、『第14回日本高等学校チームダンス選手権大会』出発の為、朝早くから空港まで見送りに駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

校長先生から激励のお言葉をいただき、先輩方からは素敵なプレゼントも頂戴しました。搭乗手続きも無事に終え、保護者の見送りに元気よく『行ってきます！』と手を振り部員たちは、搭乗口の中へ入って行きました。

しかし、その15分後、大会中止の知らせが入りました。顧問やコーチは、安全を考慮した上での苦渋の決断をすることになりました。悔しい気持ちを抑えきれず、待合室で大号泣する部員もいました。出発ロビーに戻ってきた部員たちは、落胆しており中にはまだ泣いている子もいました。

それでも、顧問やコーチは、気持ちを切り替え諦めることなく急遽動画撮影の手配をしてくれました。空港近隣の施設を借り大会で着る予定だった衣装と新しいヘアメイクを急いで準備し、動画撮影を行いました。

『全てを賭けて過ごしたこの夏は、きっと無駄にはならない！』その思いを胸に、一人ひとりが集中し、白熱したダンスを披露してくれました。前向きな気持ちを保ち、部員たちは悔しさをダンスで吹き飛ばし、最後は笑顔で締めくくることができました。

どんな困難な状況に直面しても、笑顔を忘れず全力で踊り切る小禄高校ダンス部です。どうぞ、これからも応援を宜しくお願いいたします。