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2026/07/15
全中まで残り 9日!
ボート部 おれたちの全中
おれたちの流儀⑭ 「愛菜の流儀」
「私たちの前には2秒の壁がある」
チームで一番長い間、少なくとも8ヶ月以上、
愛菜(あいな)は桜希とダブルスカルを組んできた。
去年の全中にも桜希と出場し、先輩と肩を並べて準決勝まで進んだが、惜しくも5着で決勝進出を逃してしまった。
4着との差は”2秒”…悔しかった。越えられないほどの大きな壁が目の前にあるように感じた…

先輩が引退してからはそれぞれ別のクルーで漕いでいたが、1年ぶりに同じ2人でこの夏、全国制覇をめざす。
当時、3年生を凌いでチームで一番速かった2人…
しかし今、ライバルである瀬田中学校のAクルーに苦しめられる日々が続く。どの大会でも決勝の場で勝てたことがないのだ。

『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』
今回はなぜ負けてしまったのか、毎回の大会後に考え、相談し改善し、取り組む。そのサイクルを続けて来た。
何度も何度も行うそのループに焦り、行き詰まり、お互いの気持ちがすれ違うこともあった。
しかし、結局辿り着く答えは、
『桜希と勝ちたい。』という気持ちだった。
どれだけ打ちひしがれても、どれだけ自分たちの無力さを感じても、
お互いがお互いの力を信じている。
それだけで今日も一緒に漕ごうって思える。
次は勝ちたいって頑張れる。

タイムは伸びてきている。
1年前の7月に惜しくも決勝進出を逃した4’17″75から
今年5月の朝日レガッタでは 4’11″32、6月の関西選手権では4’05″82、先日の夏季総体では4’03″96と自己ベストを更新してきた。
しかし、同様に瀬田中Aもタイムを伸ばしてきてるのだ。
瀬田中Aの夏季総体決勝タイムは 4’01″35 またもや”2秒”の差。

夏季総体のあと、
相方からラインが来た。
「しんどい中、返事もない中、声かけありがとう!あいなの声かけがなかったら、ラスト上げられなかったと思う。」
悔しかった思い出に、嬉しいがプラスされた気がした。
「私たちの前には2秒の壁がある」
でもたぶんきっと
今度こそ越えられる。
次こそは勝てる。
そう思って今日も2人で漕いでいく。
※おれたちの流儀は実際のインタビューを元に作られています。
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