【能登半島支援】石川県珠洲市へ広島から高校生の災害支援チームを派遣したい!〜広島三育学院〜

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目標金額 250,000円

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プロジェクト概要

能登半島 珠洲市への活動支援を
引き続き届けたい!

広島三育学院では、
今年3月と5月に石川県能登半島の先端に位置する珠洲市にて被災地支援を行ってきました。

 

瓦礫撤去や災害によって使用できなくなったいわゆる災害廃棄物の撤去、草刈りなどが主な支援内容。

自治体から支給された家電を仮設住宅に住む方々に届けに伺ったこともあり、微力ながら一生懸命活動してきました。

 

これらの活動は学校だけでできる支援ではなく、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンのご協力や
活動資金をご支援いただいた有志の方々の思いによって実現したこと。

参加した生徒たちも多くのことを感じ取ったようで、『ボランティア』とは何かを考えるきっかけになったようです。

 

「支援するのは素晴らしい。
…けど高校生が被災地に行って役に立てるの?」

と、このような疑問は浮かんできて当然だと思います。

 

「被災地への支援は遅れている」と耳にすることはあっても、果たして高校生が現場に行ってできることはあるのか。

高校生が行くことで、むしろ現場に迷惑をかけるだけじゃないかと思う気持ちも理解出来ます。

しかし、その疑問に答えるとすれば、

「三育の高校生なら大丈夫です」と断言できます。

それは、実際に3月と5月に能登半島へ行った際、
関わったほとんど全ての方たち(プロの災害支援チームも含む方たち)から高校生の働きぶりは驚かれ、「こんなに働くとは思わなかったよ」「すごいね!」と
直接声を掛けていただくことがあったことも後押ししています。

 

そもそも、高校生が被災地で力になれることは、実は他の現場に行ったときにも経験してきた事でした。

(↑西日本豪雨にあった岡山県倉敷市真備町での様子。被災されたのは6年前ですが、引き続き支援が必要です)

 

Q. なぜ、どんな現場に行っても力になれるのか

それは学校創設以降、「労作教育」として自分たちが生活する寮や学校、敷地内の施設の管理・修繕、ペンキ塗り、農業、草刈りといった活動を自分たちで行ってきたからです。

 

週5時間の普段の活動を、場所を変えて行う。

「たったそれだけなのに、こんなに喜んでもらえると思わなかった」「いつもの活動と似てるからここでも動ける!」と驚いていたのは高校生自身でした。

 

いつも出来ていることを、違う場所で違う人と。

 

ボランティア活動を通して、
普段のパフォーマンスを被災地という場で発揮することで、自分に対する信頼と自信に「気がつく」体験となっているようです。

ボランティア活動の原則は自主参加

ボランティア活動は自発的に始める活動であって、誰かに強制されたり、義務として行わせるような活動ではありません。

学校としてできるのはそのような機会を用意することだけであり、更に被災地とあっては危険も伴う現場にもなり得ます。

 

実現するためには様々なハードルがあり、
「教育の一環としてぜひ実現したい。ただ、果たして理解は得られるだろうか?」と
考えたこともありました。

そのような中で始めた企画ですが、
募集をすれば生徒の応募数は定員を超え、抽選で選出する事態に。

また、これまでのボランティア活動への反応を見る限り、
生徒達は勿論、保護者からのご理解とご協力も得られており、現場からは「次はいつ来るの?」と次回の計画を聞かれるほど。

 

私たちが想定していた以上に、期待と関心が寄せられている活動だと分かりました。

 

勿論、安全面にはこれからも注意深くあり続ける必要はありますが、

少なくとも、
「これは今後も続けていくべき活動だ」という確信が、教職員全員の内で共有されるまでになっています。

 

能登半島(珠洲市)でボランティア活動をした生徒の声

実際にボランティア活動に参加した生徒達に声をかけると、経験したことや感じたことをたくさん語ってくれました。

ここでは一部ですが紹介したいと思います。(本当はもっともっと喋っています!😁)

①生徒の感想(高校3年 男子)

「僕は5月が初のボランティア参加で、はじめは緊張していました。

いざ現地に着いてみると、テレビやニュースで見たのと同じ光景で衝撃を受けたのを覚えています。
(…正直メディアは盛っていると思っていたので)

自分のイメージではボランティアはめちゃめちゃ肉体を使った作業だと思っていましたが、
現地に住んでいる方とのコミュニケーションも大切なんだなと徐々に感じていきました。

被災された方は大変な中なのにすごく優しくて、笑顔も素敵で、気さくな人がいっぱいでした。
でも、その笑顔の裏では苦しいことや悲しいこともあるのかなと想像すると、強くて逞しいなと思います。

振り返ると、すごく祝福されたボランティアでした。支えてくださった方に感謝です。
ありがとうございました!」

 

②生徒の感想(高校1年 男子)

「ボランティアに行く前、僕は困っている人を助けに行く、サポートしに行くという捉え方をしていました。

しかし、人が誰かの支えなしに生きてはいけないことを考えると、僕自身が生かされていると思うようになりました。今回のボランティアの体験を通して、こういったことを学ぶことができて良かったです。

誰かに支えられ、誰かを支える、そのつながりを続けていけたらと思います。」

③生徒の感想(高校1年 女子)

「私は本当に役に立てているのか、自分たちがやっている作業はどれだけ復興を進めるのか分からない事もありました。

作業が早く終わってみんなで海の近くを歩いたとき、全壊の家がたくさんあり、マンホールが飛び出ていたり、
道路がズレていたりするのを見ると、自分がやったことは本当に一部で、他にもたくさんの被害があるのを実感しました。

関わる人達の笑顔に励まされながら5日間を過ごすことができました。ありがとうございました」

④生徒の感想(高校3年 男子)

「僕は人の繋がりに喜びを強く感じました。

被災した方々は辛いはずなのに、僕達に対しては笑顔で接してくださり、皆さん本当に強いなと思いました。

また、僕達と同世代や、それよりも小さい子どもがたくさん被災しているのを見て心が痛みました。
その中でも前向きに過ごしていて凄いなと思います。

そういう方と一緒に交流する機会も与えられ、本当に良かったです。

僕はボランティアを通して少しでも役に立ちたいという気持ちで能登に向かいましたが、
実際に行ってみると僕の方が様々な交流を通して元気づけられ、喜びを感じることができたように思います。

また、一緒にボランティア活動をした方々の人生経験を休憩時間に聞くことができて、
自分の価値観や考え方をより一層深めることができました。

今回の能登半島ボランティアのためにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました」

 

このように実際にボランティア活動に参加した高校生たちが思い思いに語る言葉を聞くのも、教職員一同の楽しみの一つになっています

これらの経験が、彼らの内にかけがえのない宝となって生き続けることを祈っています。

 

企画責任者のメッセージ(村上 創先生)

発災から9ヶ月、報道などでは一部道路の開通や復興商店街、伝統の祭りの様子なども取り上げられ、復興が進んでいる様子が流れています。しかし、現地で活動する支援団体や特殊ボランティアの団体によれば「まだまだ復旧は遅れている」との声も聞かれる状況。

私たちも普段いる広島からはなかなか頻繁にお手伝いに行けない中、前回・前々回とお世話になったピースウィンズさんのご協力を得ながら、現地での復旧・復興活動に従事したいと思います。

 

本校の高校生に、若いうちから災害現場に出ることで、被災者が日々思い悩む問題や心に触れたり、災害に対する備えと心構えの大切さを知ってもらう。 

前回お手伝いさせて頂いた現地の方達からは、「あの高校生達に又来て欲しい」という声がある、と嬉しいご報告を頂きました。

 

災害復旧作業に従事することで、年齢や立場の違いを超えて人の役に立てること、元気づけられることを体験し、将来様々な場面で自ら「寄り添える人」への育成の機会としたいと思います。

『正しさ』が揺らぐ時代だからこそ、『助け合いの精神』を子ども達に!

今回の企画は、能登半島 珠洲市への活動支援が目的です。

現地で一緒に活動し、1月から今なお活動されている方の情報をキャッチしているからこそ、まだまだ長期的な支援が必要だと感じています。

メディアの報道数が減りつつある中、現地で過ごす人達の生活がどのような思いで日々を暮らし、どういった葛藤を抱えているのか。

そこに関心を向けてきたいと思います。

 

そもそも私たちが行って出来る事は限られている事かも知れません。

しかし、出来る事がある限り一生懸命活動してこようと思います。

 

 

と同時に、私たちはこの活動をただの『ボランティア活動』として終わらせるつもりもありません

 

私たちは教育者でもある立場。

 

現代は「正しさ」が相対的で、誰の目から見ても正しいと言えることが少なくなっている時代を子ども達は生きています。

「こういう生き方が素晴らしいんだよ!」という指標を大人が示せないでいる。

 

そんな時代だからこそ、私たちは非常にシンプルで普遍的な価値観に立ち返りたいと思っています。

 

それは、困っている人を助けること
そして、その行動によって感謝され、喜びを感じることです。

 

誰かを助けるその行動が確かな意味を持ち、人から感謝される。
そのことで、彼らの成長を後押しするような環境を整えたい。

 

この部分は教育者としてのエゴかもしれませんが、
この活動が生徒達にとって、大きな意味を持つものとなるよう全力で取り組んで参ります。

 

今回のクラウドファンディングを通じて、多くの方々のご支援を賜り、
生徒たちが人と人との繋がりや助け合いの大切さを実感できる場を提供できるように。

そして、それを長期的に続ける事ができるように、ぜひご協力をお願いいたします!

 

プロジェクトの概要

プロジェクトの目的

頂戴しましたご支援は、2024年10月10日(木)〜14日(月)まで実施する、
能登半島 珠洲市でのボランティア活動資金(交通費、備品費など)に活用いたします。

高校生8名、引率2名がボランティアに参加する予定です。

※参加メンバーはその都度募集します。

 

目標金額

25万円(交通費、備品購入費など)

 

ご支援が目標金額に満たない場合でもすべて上記の「プロジェクトの目的」の用途に活用させていただきます。

ご支援が目標金額を超えた場合は、上記の「プロジェクトの目的」のほか、チーム運営資金(来年度以降の活動など)として活用させていただきます。

 

※海外から支援する場合、電話番号郵便番号の入力でエラーが発生するようです。
プラットフォームの担当者からは、「それぞれ電話番号(0から始まる11桁)、郵便番号(7桁)をダミーでご入力ください」と言われています。

受付期間

受付団体:広島三育学院の同窓生有志団体 三育リンクアップ(https://saniku-linkup.com/

受付期間:2024年9月17日~2024年10月31日

 

ご支援の御礼について

大会終了後、本サイトのポストにてご支援に対するお礼ムービーを掲載させていただきます。また以下の金額以上のご支援をいただいた方には、別途特典をご用意しています。

5,000円以上     本サイトのポストにてご支援に対するお礼ムービー

10,000円以上   活動報告書の郵送+①の内容

※上記を11月中旬を目安にお送りさせていただきます。

 

プロジェクトのご報告について

集まった寄付金の収支報告や寄付金を使った物品購入等は、ご支援いただいた方に11月中旬を目安にご寄付の際のメールアドレスに向けて、収支報告書をご案内いたします。収支報告はプロジェクトのポストでも発信を行います。

 

領収書の発行と寄付金控除について

本プロジェクトは寄付金控除対象外プロジェクトとなりますので、原則として領収書は発行いたしません。なお、寄付受付完了後の通知メールに寄付いただいた金額が記載されておりますので、それを領収書に代えさせていただきます。

しかし、企業様等で領収書が必要な場合のみ発行させていただきます。
尚、領収書の発行時期は寄付頂いた翌月20日以降となります。

※領収書に関して基本的にはメールにて発行させて頂きますのでご了承ください。

 

お問い合わせ先

広島三育学院高等学校
Tel: 0847-33-0311
担当:山口大輝

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