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2022/07/12
学校支援プロジェクト「Yellz(エールズ)@school」第二弾!
学校応援オンラインコミュニティ「Yellz」が主催する、各界のプロフェッショナルと学校とを結びつけ、新たな学びを創出する「Yellz@school」。
第二弾となる今回は、“アトリエminamo”代表、模型作家として活動する宮澤雅文氏と、横浜富士見丘学園中学校・高等学校の地理研究部によるジオラマ製作。同校が2023年に創立100周年を迎えることから、記念事業としてこの企画が実現しました。
横浜富士見丘学園地理研究部は、鉄道模型会の甲子園ともいえる「全国高等学校鉄道模型コンテスト」で過去に何度も賞を受賞したことがある強豪校。ジオラマが完成した暁には、全校生徒・関係者にお披露目を行うとともに、2023年8月に行われる全国高等学校鉄道模型コンテストにもエントリーする予定です。
今回は、第2回目の活動の様子をご紹介します。
自分の「理想の学校」をイメージする
第2回目の活動は、2022年6月23日(木)、横浜富士見丘学園中学校・高等学校にて行われました。
100周年記念のジオラマ製作に挑むにあたり、テーマを「理想の横浜富士見丘学園」に設定した地理研究部の皆さん。まずはイメージを膨らませるため、各自の考える理想の母校を絵に描き、宮澤氏に披露しました。プールや噴水をつくったり、透明なドームに学校をすっぽりと入れてみたり。アイデアはさまざまです。
宮澤氏は、「これは何年後くらいをイメージしているの?」「噴水はどのあたりにある?」など、質問をしていきながら、部員の皆さんのイメージをより具体的にしていきます。
そして次の段階として、これらのアイデアをひとつにまとめていくことを提案。実際に、ジオラマの規定サイズ「1畳分」の木台に、チョークで線を引いてみたり、物を置いてみたりして、どうやってひとつの世界観に落とし込んでいくか。部員の皆さんで協力して、考えていくことになりました。
宮澤氏の実技指導を受けて
また、地理研究部の皆さんは、100周年記念ジオラマと並行して、今年の「全国高等学校鉄道模型コンテスト」に出品するジオラマにも取り組んでいます。
出品まであと1か月ほど。メインとなる建物の調整や、周囲に配置する木をたくさんつくっている皆さんに、宮澤氏から技術的なアドバイスが。
「季節が夏なら、木は葉が茂っていて、遠くからは枝はほとんど見えません。でも、木の真下から見上げてみると、枝ばかり見えますよね」。実際の木の見え方を説明しながら、自ら手を動かし、自然と同じ見え方になるように木をつくってみせます。「同じ枝ぶりの木は、自然には1本もありません。いろいろな方向に枝を動かしてみてください」と話しました。
宮澤氏の手元を熱心に見ていた部員の皆さん。あっという間にアドバイスを吸収して、各々、多種多様な枝ぶりの木を生み出していました。
2回目の活動を終えて
100周年記念ジオラマのイメージづくりに、実技指導。盛りだくさんだった第2回目の活動を終えた宮澤氏は、「今日は部員の皆さんといろいろお話できたり、製作過程を見せていただき、とても楽しかったです。やはり、元々ものづくりが大好きな皆さんなので、一度手を動かし始めるととても早い。100周年記念作品はイメージを固めるまでが大変ですので、今は技術的な指導よりも、皆さんの考えをよく聞き、気持ちを汲み取りながら、背中を押していきたいと考えています」と、今後の指導に対する想いを述べました。
一方、地理研究部員の皆さんは今日の指導を受けて、「製作中の作品で困っていたことなどを宮澤先生に質問して、アドバイスがもらえたので良かったです。建物の周囲の景観についても、アイデアをいくつかいただいたので、これからどうするか考えていきたいと思います」と話しました。また顧問の中山先生も、「宮澤先生に来ていただいたことで、企画が3段飛びで進捗したように思います。今後はビデオ通話やメールなども活用して、随時先生に相談しながら、みんなで前に進めていきたいと考えています」と話し、製作活動に意欲を見せました。
【学校応援オンラインコミュニティ「Yellz」】
https://yellz.jp
【アトリエminamo】
http://www.atorie-minamo.com/
【学校法人富士見丘学園 横浜富士見丘学園中学校・高等学校】
https://www.fujimigaoka.ed.jp/
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