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2022/11/23

【活動報告】浜名湖ガーデンパークで演奏しました!

皆さん、こんにちは。浜松修学舎郷土芸能部です。

大変遅くなってしまいましたが、9月4日(日)に浜名湖ガーデンパークで開催した「和・ロックフェス2022~SUMMER音祭り」の様子を報告させていただきたいと思います。

この演奏会は、コロナ禍で地域や福祉施設のイベントなどの発表の場がなくなってしまった中で、なんとか日頃の練習の成果を皆様に披露したいと、ギター部さんや和太鼓集団「和音」の皆さんと準備をしてきました。

 

1週間前の天気予報では雨が心配されていて、雨対策も考えていましたが、当日は快晴。

さっそく、青空の下でトラックへの積み込み作業が始まります。

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郷土芸能部の大太鼓はとても重く、男子部員全員で協力しないと運ぶことができません。卒業生の「和音」の力も借りながら、みんなで声を掛け合って大太鼓を運びました。

また、限られたスペースに和太鼓やドラムセットを入れなくてはいけません。みんなで話し合いながら工夫して積み込んでいきます。

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トラックへの積み込みが終わって、いよいよ出発

移動の車の中では学校生活や和太鼓の話で盛り上がり、普段はゆっくり話せない在校生と卒業生との交流を深める良い時間になったようです。

浜名湖ガーデンパークに到着すると、どんどん楽器を下ろしてイベント広場にステージを作ります。

ギター部さんはコードを間違えて繋ぐことのないよう、細心の注意を払って設営していました。一方、郷土芸能部和音も立ち位置の確認をしっかりと行いました。

楽器の設営が終わった後は、衣装を整えたり、お客様の誘導をしたりしました。

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そしていよいよ本番です!

炎天下の中、大勢のお客様が来てくださいました。

まず最初に演奏させていただいたのは、在校生による「歌舞人(かぶと)」

桶太鼓を担ぎ、踊るように大きく移動しながら叩く、難しいけれどかっこいい曲です。

プロの太鼓チームのDRUM TAOの楽曲をアレンジさせていただいた曲で、元々は卒業生による和太鼓集団「和音」の先輩方の目玉曲でした。

が、先輩方に教えてもらい、在校生だけでも演奏できるようになりました。

せんだん祭や県の合同発表会などで披露してきましたが、屋外のイベントでは初めて披露しました。いかがだったでしょうか?

 

 

 

 

 

続いて演奏させていただいたのが「雷(いかづち)」

1年生がメインになって練習してきましたが、なかなか上手に叩けず直前まで苦労しました。前日のゲネプロの後にも、2~3年生や和音の先輩方と一緒に何度も練習をしていました。

本番は、今までで一番の演奏をすることができました。1年生の今後に期待です。

 

 

 

続いて演奏させていただいたのは「烈風(れっぷう)」。激しい風のように流れるのが特徴の曲です。

ここでは2~3年生が迫力のある演奏を見せてくれました。コロナ禍で演奏の機会が奪われてしまった2~3年生ですが、地道に練習を積み重ねてとても上手になりました。

 

 

続いて演奏させていただいたのが「白雪(しらゆき)」

大人数で叩くので音を合わせるのが大変でしたが、良い演奏をすることができました。

 

 

 

さて、ここで卒業生による和太鼓集団「和音」の皆さんにバトンタッチ。

今回、新たに披露された「天照(てんしょう)」は、迫力のある太鼓の音色だけでなく、重々しくどこか哀しさのある音色もあるのが印象的で、和太鼓の魅力を改めて感じさせてくれる素敵な曲でした。

在校生たちも「どうやったらあんなに上手に叩けるようになるんだろう?」などと先輩の姿を一生懸命見ていました。

 

 

続いて演奏させていただいた「空(そら)」は、笛やチャッパなど、それぞれの楽器の掛け合いが魅力的な曲です。

先輩方のレベルの高い演奏を、在校生は水分補給をしながらしっかりと聞いていました。

 

 

さて、ここで浜松修学舎高校ギター部さんにバトンタッチ。

ギター部さんは軽音楽に取り組んでいて、中部大会に出場するなど大活躍しています。

今回は青空の下でYOASOBI「群青」を披露してくれました。

 

さて、ここからは浜松修学舎郷土芸能部の出番です。

まず最初は「雷神(らいじん)」。この曲は、長胴太鼓9名で演奏する、郷土芸能部の曲の中でも特に迫力のある曲です。今回は2~3年生が迫力のある演奏を披露してくれました。

 

続いて演奏したのが「遅れ咲き」。

この曲は先輩が作ってくださった曲で、代々大切に受け継いできた曲です。静かなソロパートと迫力のあるパートが魅力の曲を、3年生を中心にしっかりと叩いてくれました。

 

 

続いて演奏したのが「剣舞」。

この曲は和太鼓グループ「彩」の楽曲を参考にさせていただいた曲で、激しい動きが特徴の難しい曲です。暑い中でしたが、全力で演奏することができました。

 

続いて演奏したのが「烈火」。

この曲は、高校1年生や高校2年生が中心になって演奏しました。全員が自分のパートをしっかりと演奏することができました。

 

最後に演奏したのが「雷雨」。

この曲は、歴代の先輩方から受け継いできた、演奏会の最後に演奏する大切な曲です。高校3年生たちがこの曲を叩くのも残りわずか。少し名残惜しい気持ちになりました。

 

さて、ここからは卒業生による和太鼓集団「和音」の登場です。

まず最初に演奏した曲が「歌舞人」。

在校生も先輩方に教えていただいて叩けるようになりましたが、表情や動きにまでこだわった卒業生たちの演奏は圧巻で、在校生とはまた違った魅力があり、今後の目標になりました。

ちなみに、以前披露した時から、メンバーの配置が少し変わっているのに気が付きましたか? 「自分のパート以外にも挑戦してみたい」と配置を変えて演奏したそうです。在校生たちも「あの先輩のパートを叩いてみたい」と目を輝かせていました。

続いて演奏したのが「遥か」。

この曲は太鼓芸能集団 鼓童の方が提供してくださった曲で、明るくて穏やかな曲の雰囲気や、様々な楽器の見せ場がある点に惹かれ、ずっと憧れていた曲です。

在校生も「いつか披露したい」と良く練習していた曲なので、夢中になって聞いていました。

さて、ここからはギター部が登場!

夏の終わりの週末にぴったりなTHE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」を披露してくれました。

そして、いよいよ本日最後の曲となりました。

最後の曲は「人間っていいな」。太鼓をはじめとする和楽器と、ギターやドラムといった軽音楽のコラボです。

日本の楽器と西洋の楽器は違うところがたくさんあります。

例えば、ギター部は楽譜を使って練習しますが、郷土芸能部には楽譜がなく、普段は先輩から叩き方を教えてもらったり、動画を見て勉強したりしています。

他にも、音程の合わせ方や音量の差など、一緒に演奏するためにはたくさんの壁を乗り越えなくてはいけません。

ですが、一緒に練習する中でお互いの音楽の良さを見つけ、本番は楽しく演奏することができました。

 

こうして、「和・ロックフェス2022~SUMMER音祭り」を無事に終えることができました。

その後は、トラックに全ての楽器を積み込んでから、屋根の下でみんなで昼食を食べました。屋台でかき氷や焼きそばを買ったり、思い出に写真を撮ったりと、楽しい時間を過ごすことができました。

この演奏会を無事終えることができたのは、応援してくださる皆さんのおかげです。本当にありがとうございました

さて、この演奏会の動画が「浜松修学舎 郷土芸能部」公式YouTubeチャンネルに曲ごとにアップロードされています。ぜひご覧ください。

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