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2026/06/11
全中まであと43日!
ボート部 おれたちの全中
おれたちの流儀③ 「浩宇の流儀」

浩宇(こうう)はチーム一の筋力自慢だ。
エルゴメーターが大好きで、皆が敬遠するメニューでも彼は好き好んでおこなった。
彼は恵まれた体格で、エルゴメーターの記録は1年生の入部時から群を抜いていた。
学年を経るごとにそのパワーは強化され、1000mのエルゴのベストタイムは3:33.0、
去年の11月に出したこのタイムは、当時のキャプテンのタイムを超え、彼の誇りとなった。
自分の強みは圧倒的な出力。エルゴを蹴る足には常に力がこもる。

エルゴ大会は目前、びわ湖レガッタにはその勢いのまま臨むつもりだった……

- 筋挫傷 - いわゆる肉離れ、医者からはそう言われた。
ランニング中に起こった激しい足の痛み、自由に歩けないほどだった。
…
「残念だけどびわ湖レガッタへの出場を見送ろう。」顧問から告げられた言葉に浩宇は悔しい気持ちでいっぱいだった。
怪我をしてても体を動かしていたい。何かをしていないと心がしんどかった。

ただ、悪いことばかりではなかった。自分が漕げない分は仲間が漕いでくれた。自分の怪我を気遣ってくれた。仲間が支えてくれてるって思えた。
それは、この経験をしなかったら気づかなかったかもしれない。

怪我から回復した現在は、キャプテンと共にトップを突っ走る。目標は全中優勝。エルゴタイムは3:10を切ること。
全国の場で自分の力を試したい。そのために、コンディションを整えて万全を尽くす。トレーナーから教わった怪我の防止ストレッチはキャプテンと共に行っている。
自分の今の課題はスタミナ。
パワーと高レートの出力には疲れにくい体力が必要だ。そのために日々、浩宇はエルゴを漕ぎつつける。
いつか助けてもらった家族や仲間に、恩返しをするために

※おれたちの流儀は実際のインタビューを元に作られています。
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