華道部では、中高約３０名の部員が、池坊華道の明るく優しい先生方のご指導の下、月に２回のお稽古に臨んでいます。お稽古では、季節のお花を自分で選んだ花器に生け、専門の先生のご指導を仰ぎます。草花の美しさに触れるひと時は、慌ただしい毎日の中の清涼剤となり、また、同じ花材を用いても、一人ひとり異なる作品に仕上がるところも魅力の一つです。
雙葉祭では、普段のお稽古より少し豪華なお花を生けて、皆さまに見ていただいたり、押し花しおりやミニブーケのプレゼントを用意し、よりお花の美しさを身近に感じていただける機会を部員皆で協力して作ります。
いつでも入部可能、兼部も可能で、道具の準備も必要なく、気楽に始められる華道ですが、回数を重ねるごとに上達し、お免状を得たり、外部の大会に参加する部員もいます。３人がリレーで一つの作品を仕上げ、込めた想いをプレゼンする「花の甲子園」、２人１組で花材を大胆にあしらうライブ形式の「花生けバトル」には、毎年高校生がチャレンジしています。
